INTERVIEWS
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株式会社ベガコーポレーション

福岡市博多区祇園町7-20 博多祇園センタープレイス4階

更新日 : 2019年9月1日
大学生編集部の私が聞きました!
はらぐち
デザインの仕事に興味がある。今、欲しい家具は本棚。
グォン
日本で就職したいと考えている韓国からの留学生。福岡大好き。

浮城社長に聞いたベガコーポレーションのこと

【ベガコーポレーションにインタビューしてみた感想】

これまで、福岡での就職は視野になかったですが、今回の取材で福岡での就職に魅力を感じ、興味を持ちました。ベガコーポレーションさんを深く知り、社長さん、貝野さん、松尾さんのお話は今後の自分の進路を考える上でとても良いきっかけになりました。

外国人の立場として日本企業を体験できる機会はなかなか少ないです。今回の取材のおかげで、日本企業のイメージが頭の中でしっかりと描かれました。今後、自分の就職活動をどう進めていくべきか少しわかった気がします。とても有益な時間でした。

 

株式会社ベガコーポレーションを取材!

爽やかな雰囲気のエントランスでパシャリ。

家に好きなインテリアがあると、毎日楽しく暮らせますよね。今回は、おしゃれなインテリア販売のwebサイト「LOWYA」などを運営されている株式会社ベガコーポレーションにやってきました。
新卒採用を担当する貝野さんとwebショップの店長を務める松尾さんにお話を伺いました。

 

ロゴマークを見た瞬間に決めた

(左)貝野さん、(右)松尾さん

今日はよろしくお願いします。
まずは、ベガコーポレーションで働きたいと思った理由を教えてください。

私はもともと福岡で働きたいと思っていて。求人媒体で見つけて説明会に行った時に「大学までは敷かれたレールを歩いてきたかもしれないけど、ここではレールを敷いていく側になる。あれこれ話し合いながら働くのは、楽しいよ」という話を聞いて、なんか気になって。
個人的には、「1日8時間費やしても良いと思える会社に出会う」っていうのが就活のテーマで(笑)
就活の中で、それは「自分から主体的に動けること」かなと、ふと気づいたんですよね。その時に、ここで働きたい!と決断しました。

福岡で働きたい理由はなんだったんですか?

正直、就職活動中にやりたいことがわかっていなかったんです。意思なく東京に行くよりは、住んでいる福岡でスキルアップできればいいなと思って。やりたいことが明確にあれば、県外も視野に入れていたかもしれないですけどね。

僕はベガコーポレーションのロゴを見た瞬間、直感的に「入りたい!」と思って(笑)
あと、中学生の時からインターネットに携わる仕事がしたくて「文系の僕でもここならやっていけるかも」と感じたのも志望理由です。「絶対、この会社に入るぞ!」と決めてから就活したので、ベガの最終面接が終わったその日には「就活、終了!」って感じで。いや、本当に拾えてもらえて良かったなと思います(笑)

はじめから、すごい覚悟ですね(笑)

 

販売戦略と人事、二人の仕事内容

お仕事の内容と1日の仕事の流れを教えてください。


店舗運営部という部署で、楽天に出店している店舗の店長をしています。ざっくり言うと、商品を売るために何をするか考えて、売り上げをアップする役割です。「何でこの商品は売れたんだ/売れなかったんだ?」という分析から、「こうしたら売れるかな?」「何かアクションできないか?」って考えて。「サイトはこの形式でいいのか?」とか、一日中考え続け、変えていくのが、僕たちの仕事です。

そして、「こういう戦略でいこう」と松尾くんが決めたら、次はそれを実現するためにデザイナーと一緒につくっていきます。

流れで言うと、ルーティンワークはほとんどなくて。9時始業で18時が定時なんですけど、決まってるのって「タイムカード切ってね」ぐらいで。その日何をするのかも、その日に決まることが多いです。

自由な感じですね(笑)
1日の仕事や流れが決まっていなくて、逆に困る方はいないんですか?

ベガには「仕事がない、困った」っていう人はいないと思います。「仕事を取りに行く」っていうスタンスの人ばかりなので。

日頃、ミーティングはこんな雰囲気で行われているそうです。

かっこいい!
貝野さんはどんなお仕事ですか?

私は新卒担当の人事で、シンプルに言うと「学生さんにベガコーポレーションを知っていただくこと」が仕事です。具体的には、合同説明会に参加したり、イベントに顔を出したり、会社で説明会やインターンシップをやったり。新卒採用は2016年から開始したので、学生さんからの知名度はまだまだ低いポジションかなと思って色々やっています。
それと「ベガコーポレーションとその学生さんが合うのか?」っていう視点でヒアリングや選考をするのも大きな仕事ですね。

やはり採用のシーズンが忙しいですか?

3月から説明会が始まるので、一番忙しいのは2~5月ですね。説明会も選考もありますし。ただ一年中、全力ですよ(笑)
5月頃、落ち着いてきたと思ったら、次の学生向けインターンシップがスタートしたり。内容を考えるのは、選考時期の間にやるので、隙をみて企画を考えたり。学生さんとの面談や相互理解の場もつくっているので、暇な時はないですね。

やること、盛りだくさんですね・・・!

インターンシップは最近始めたんですけど、そのおかげか、西日本新聞さんの人気企業ランキングも圏外から18位まで上がって。結果が出ると「やって良かったな」って思います。

 

発言が尊重され、意見が言いやすい空気

社員さんはどんな雰囲気の方が多いですか?

個性的だよね・・・?

ですね。こだわりがある人が多いというか。
僕とか今日、下駄ですし(笑)


おしゃれな下駄でした。

働き方もそうですし、洋服もそう。さっきも、すれ違った執行役員が短パン履いてました(笑)
性格面での共通点は「主体性」が高いことだと思います。自由な働き方だからこそ、自分で動かないといけないので。

そのギャップが大切なんですね。

あと、素直な人が多い。「良いと思ったことを良いと言える」というか。先輩後輩、年齢関係なく、いいなと思ったら真似したり、褒めたり。それは社員みんなだと思います。

いい雰囲気ですね。逆に「それは良くないよ」っていうのも、言える環境ですか?

はい。仕事に関しては、当然シビアです。提案する時は、背景、理由、導入した効果はどうか、って細かく聞かれます。一回トライしてダメなら、もう一度考え直して。自由ですけど、会社としてなんでも提案が通るわけではないので。

そう。簡単には通らないですよ。

考え尽くされているかは、特に見られますね。単に「黄色いソファーが欲しいから作ります」って言ってもダメで。「黄色のソファーの需要はこれくらいあって・・・」と背景、データを出して「・・・ということなので、提案します」となって、「よし、じゃあやってみよう」っていう感じで、やっと企画が通るというわけです。

なるほど、勉強になります。

「意見を言える環境がある」のは働き甲斐を感じるところだと思います。1年目から「これはどう思う?」って、ちゃんと意見を求められますし。

意見を言うと、ないがしろにされず「それはなぜ?」って聞いてもらえます。そのリアクションって言ったことが尊重されている証拠だと思うんですよね。意見が言いやすい空気って大事ですよ。

 

「振り返り」と「変化」

やりがいを感じるのはどんな時ですか?

人事は、実際に入社してもらうまでが勝負なんですよね。「この人と働きたい!」って思った方に内定を出しているので、ベガで働く決心をしてくれた時はやりがいを感じます。
それと入社してくれた後、活躍する姿を見るのも嬉しいですね。配属された部署の先輩から「この人、ここが良かったよ」という話を聞くと、また嬉しくなります。

すごく素敵です。
・・・貝野さんって、なんか話しやすいですよね。

わかります。なんというか、オープンな性格ですよね。

あ〜(笑)
それは「友だち人事」みたいな感じを目指してるからかも。人事って聞くと警戒しません?「全部見られてそう・・・」みたいな。そういうのを無くしたくて。もちろん入社後もたくさん相談してほしい。

そんな雰囲気が出ているなって思いました。

本当は、聞くより話す方が好きなんですけどね(笑)
人事になってからは「私は聞く立場だ」って気をつけています。ただ私から先に話すことで、相手も心を許してくれることもあるので、あえて自分から話すこともあります。

松尾さんのやりがいはなんでしょうか?

それはもう、シンプルにしっかり売り上げた時ですね。その都度、「あ〜よかった」って感じですよ。

常に結果と向き合う役職となると、やっぱりそこは大切ですよね。
仕事でツラいことは何かありますか?

主体的に働ける分、責任が大きいことにプレッシャーを感じる時があるかも。私、1年目は店舗運営の仕事で、2年目で人事に異動して「デザイナー」の採用担当になったんですね。そして3年目は「総合職」の採用担当になって。総合職って、ターゲットの学生が多いので、やることも増えるんです。

なるほど。対象が広がる感じですね。

それで、インターンシップの機会を増やしたんですけど、初めてのことで正解がわからなくって。学生さんが「来てよかった」と思ってくれているのか?って、はじめは不安でしたね。

その不安は、どうやって解消したんですか?

上司の存在が大きいですね。週に一回、1対1のミーティングで進捗状況を相談して。それで頭の中を整理することができました。あと遊び方面で言うと、リフレッシュ休暇で9日間お休みをもらって海外に行ってリフレッシュしました(笑)

僕も店長になった時は、プレッシャー感じましたね。立場としては先輩に指示をしなきゃいけない、店舗の結果も出さなきゃいけない、でも右も左もわかんないみたいな。当時は、結構キツかった覚えがあります。今も今で「ちゃんと売り上げないと!」っていうプレッシャーは常にありますけどね(笑)

その状況は緊張しますね。
仕事で心がけていることはありますか?

僕は「ちゃんと考えること」ですね。当たり前ですけど、「結果を出すためにどうするか」を常に考えて行動するようにしています。

私は「振り返り」と「変化」ですね。やったことの良し悪しにちゃんと向き合って、良かったら次も取り入れる、悪かったら原因究明をする。ただ振り返るだけじゃなくて、それをもとに行動を変化させることを大事にしています。

 

先輩から学び、社会人として成長した

入社後、成長したなと感じることはありますか?

思考力がついたかな。何も考えずに動き出すことが多かったので(笑)
「一回、考える習慣」がついたと思います。ちょっと話変わりますけど、仕事の中で学生さんと話すと、刺激をもらうんです。素晴らしい学生さんが多くて。最近、英語の勉強を始めました。

学生さんから刺激を受けて、さらに成長を・・・!

留学生の方も結構来てくれるんですけど、日本語ではなく英語でお話しされるときに、今は「あっ・・・」ってなっちゃうんです。自分も英語が使えたら、その方のこともっと知れるんじゃないかなと思って。

さらにコミュニケーションが活発になりそうです。
松尾さんはどうですか?

「社会人っぽくなれた」ことかな。ただ、自分で成長したというより、1年目にメンター(仕事の助言をしてくれる先輩)の方が、「こうした方が良いよ」と親身になっていろんな面で指導してくれたんですよね。その方のおかげで、店長になれたと思っていますし、仕事のことだけじゃなく、人として、社会人としての考え方も教えてもらって、本当に感謝しています。

素敵な先輩ですね。
実際に、話し方がこう変わったという点はありますか?

テクニック的ですけど「先に答えを言う」ことですね。そしてその後に理由を言う。これは意識しています。

相手を安心させるためですか?

コミュニケーションのスピードをあげるためですかね。上司の立場って、やっぱり忙しいので。だから、上司に向かって何か伝える時は、先に結果を言った方がスムーズに進むんですよね。

自分も気をつけてみます。

 

常にアンテナを張っておく習慣

松尾さんは文系からの就職ということですが、ベガコーポレーションに入るのに、学部はあまり関係ないのでしょうか?

そう、経済学部。ザ・文系です。
文系・理系は関係なく、どっちもいますよ。

意外でした。では、この仕事に就くためには、どんな素質が必要ですか?

幅広い視点で見たり、常にアンテナを張っておく習慣ですかね。

確かに、社長も「何事にも興味を持つ好奇心が大事」と言われていました。

インターネットの世界は、いつ何が起こるかわからないから。昨日までこれが流行っていたのに、今日は別のものが流行っている、ってことが当たり前に起こります。だからこそ、変化に慣れて、いろんな情報を頭に入れておく。そんな習慣があると、きっと活躍できると思います。

「この資格を持っているといい」というのは、ベガにはなくて。それよりも、頑張った経験や努力した過程がすごく大事かな。例えば「留学をしたから良い」というわけじゃなく、留学に行くまでの過程とか、行って何をしてきたのかが大事というか。他にも、カメラが好きならそれを極めるとか、自分が好きなものや強みだと思えることを伸ばすのが大事だと思います。

韓国ではまず「資格を出す」のが当たり前なので、びっくりしました。例えば「TOEICで900点を取りなさい」とか。だから日本でそういう良い話を聞くと、もしかして学生を励ますために嘘をつかれてるんじゃないか?って思ってしまいます(笑)

そうなんだ(笑)
確かにTOEICで900点は「うわ!」ってなるけど、私は900点を取った理由と過程が知りたいですね。なぜそれを目指したのか、どういう風に勉強したのかとか。

資格を取ることが目的になったら、意味が違うっていう感じですね。

ベガでは、資格は「こういうネタ持ってます」っていうくらいのものかな。僕だって、資格を書けって言われたら車の免許しかないですし(笑)

それから、採用時にSPI検査があるそうですが、それも人柄を知るためですか?

会社とその方の相性を見るために行っています。ベガでは主体性が大切なので、腰が重い人はうちに合わないというか、もし入ったとしても苦しいと思うんですよ。ミスマッチが起こらないように、という意味が大きいです。
ただ、SPIは必要にはなる企業さんも多いと思うので勉強しておくのはいいかも。特に受験者が多い企業さんになると学生さん全員を見ることが難しいので。勉強していて、後悔はしないかなと思います。

 

働く人ではなく、つくる人へ

学生の時はどんな事を頑張っていましたか?

普通の大学生でした(笑)
ただ、やって良かったのはアルバイトとサークルですね。アルバイトは居酒屋で4年間ずっと続けました。サークルでは企画を立てたり、旅行の幹事をしたり。何十人もまとめる企画を考えるのはいい経験になりました。

僕もバイト漬けです。コンビニなんですけど、週8で入った事もありました(笑)
毎日シフトに入っていて、朝入って、夜にまた入るっていう現象で。「これよりキツイ事は、そうそう無い」って思っていました(笑)
僕も4年間続けたんですけど、部分的に発注も担当させてもらって。その時、この商品はこれぐらい売れるかなって、考えるようになりました。その感覚は今にも活きているかもしれません。

すごい。店長の素質が当時から・・・!

私たちが言えるのは、とにかく色々経験した方がいいよってことですね。いろんなものを見て、感じて、体験して。それが自分の力になると思います。あと、それに振り返りをやってみてほしいです。「これはこう良かった」、「これはこの辺が合わなかった」とか。

そういえば、僕、一言日記をつけてました。「今日は暑かった」くらいのものもありますけど(笑)
ふらっとめくると「あぁこんなことやってたな」とその日を思い出せます。それを就活に活かしたり、振り返りに使ったりしていましたね。

一言日記。いいお話を聞けました。私もチャレンジしてみようかな。
最後に、お二人はこれからどんな将来をイメージしていますか?

私は「戻ってこれる人になる」かな。女性ならではかもしれないですけど、結婚や出産で仕事を離れる時期もあると思います。その後、復帰する時に「歓迎される人」になりたい。「待ってたよ!戻ってきてくれるなら、ぜひここに!」って言ってもらえるような、信頼を得たいです。
ベガは、平均年齢が32.8歳なんですが、実際に産休を取られる方は結構いて。「待ってたよ」っていうシーンをよく見るんですが、それはやっぱりその人が実績を残してきたからなんだろうなって思うんですよね。私もそういう人になりたい。

将来の夢は猫を飼うことです(笑)
仕事のことで言えば、僕も「必要とされる人になりたい」ですね。現在も責任のある仕事を任せられているとはいえ、まだまだ、僕じゃなくても成り立つものだと思います。
やはり「松尾がいないと困るよね」っていう存在になって、組織の中で周りに良い影響を与えられるような成長をしたいと思っています。

お二人とも、迷いなくベガコーポレーションでどうなりたいか、という意思なのがすごいですね。
仲間に認められる、頼りにされる存在を目指しているんですね。

そうですね。ただ「働いている人」じゃなくて「ベガコーポレーションを一緒につくりあげている人」になっていきたいと思っています。

まさに、そうですね。

 かっこいい!お二人とも、今日はありがとうございました!

 

【企業情報】
株式会社ベガコーポレーション
〒812-0038 福岡市博多区祇園町7-20 博多祇園センタープレイス4階