INTERVIEWS
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鳥越製粉株式会社

福岡市博多区比恵町5-1

更新日 : 2019年2月5日
大学生編集部の私たちが聞きました!
かわはら
福岡出身。朝食は毎日パンのパン派です。

丸山部長に聞いた鳥越製粉のこと

【鳥越製粉にインタビューしてみた感想】
アットホームな社風がとても印象的でした。「人と人とのつながりを大切にする」ことが信頼の秘訣であり、「食品を扱う企業だからこそ、この信頼が欠かせない」という言葉を聞いて、お客さんに対する誠実さを感じました。

 

コミュニケーション学の大学生時代

今回は食品業界の取材です。
なんと、フランスパンを日本で広めた立役者でもあるという「鳥越製粉株式会社」さんに伺いました。パンやお菓子、麺に使用される業務用小麦粉を販売されており、この業界になくてはならない存在です。お話しは、営業を担当されている副島さんに聞かせていただきました。

今日はよろしくお願いします。

鳥越製粉の副島です。よろしくお願いします。

ご出身はどちらでしょうか?

出身は福岡県の那珂川市です。つい最近、那珂川町から市になったところですね。
生まれも育ちも那珂川で、生まれてから23年間ずっと暮らしています。

なるほど。通っていた大学や所属学部を教えてください。

西南学院大学文学部 外国語学科英語専攻通っていて、ゼミは「コミュニケーション学」でした。日本とアメリカの「謝り方の違い」というのを研究していました。

面白いテーマですね(笑)

日本人がアメリカに行って車を運転して事故をした時、すぐに「ごめんなさい」と謝るが、それはいけない!という話を聞いて。むやみに謝ると「全部責任を負う」という意味になり、責任を被せられてしまうという話なのですが、これは面白いなと思ってコミュニケーション学の研究に進みました。今はあんまり覚えていませんけどね(笑)

 

この会社とはフィーリングが合うと思った

「鳥越製粉で働きたい!」と思った理由を教えてください。

私はいま営業職をさせてもらっています。
実は父親が営業をしていたんですよ。それで、子どものころ父親に「今日はどこ行くの?」と聞いたら「宮崎行ってくるよ」、「明日はどこ行くの?」って聞くと「熊本行ってくるよ」という感じで、楽しそうだなと思ったんですよ。営業は毎日いろんな所に行く仕事なんだろうと思って、私も営業の仕事をやってみたかったんです。

では、まずは営業の仕事に興味があったんですね。

そうなんです。それで、いざ就職活動を始めた時、いろんな若手社員さんと話す機会があって。皆さん言われるのが「自分が興味のある仕事で働きなさい」という内容で。自分の興味がない仕事では、やりがいが生まれづらいし、つらいな〜と思った時に「もういいや」ってやめる人が多いとも聞いて。

なるほど。

それで、自分が興味あるものって何だろう?と考えた時に、自分の生活に身近な「食べ物」に関する仕事をしたいと思ったんです。当時から、ラーメンとかの麺類が大好きで。福岡で働きたいと思っていた時に、鳥越製粉のことを知って、採用試験を受けて、内定をもらったというかたちですね。


福岡ではすっかりお馴染みのラーメン専用小麦「ラー麦」も取り扱われています

とってもスムーズな流れで、やりたいお仕事につけたんですね!

実は、他にも何社か内定をもらったんですよ。でも、この会社は、特に面接が楽しくできたのが印象的で。試験の時から、手応えもありましたし、この会社は僕に向いているんじゃないかなと思ったのが、ここに決めた一番の理由ですね。

面接が楽しいって、すごいですね。
普通は緊張しちゃいそうですが。

そうですね。面接をしていただいた部長が、「焼酎は好きですか」という質問をしてくれて、「毎日飲みますよ」と答えたら、すごくいい雰囲気で話すことができて。もちろん、ちゃんと仕事の話もしましたよ(笑)
でもこの雰囲気を感じたことで、会社とフィーリングが合うんじゃないかなと思ったのを覚えています。

会社とのフィーリング。いい考え方ですね。
それでいて、目指していた営業の仕事に就かれたと。

はい。例えば、事務所でずっとパソコン作業をする仕事とか、工場で製造する仕事は自分にはできないと思ったんです。集中力がないから無理かなと・・・。お客様と話す仕事が僕には向いているのかなと思っています。基本的には喋ることは好きなんですよ(笑)

多い時は、1日でどのくらいの数の営業に行かれますか?

多い時は13件くらいですかね。

1日でですか!?それはすごく多いですね。

多い時ですよ!狭い地域にお客様が密集している場合はそのくらいの数。すごく移動距離がある場合は、1日に2〜3件のこともあります。つまり、日によってまちまちという感じですね(笑)

 

営業を通して、気遣いができるようになった

お仕事の基本的な1日の流れを教えてください。

基本的に1日中ずっと営業ですが、流れとしては、出社してまず営業所内でミーティングをします。営業で回っている中で初めて見た商品がある場合は、実際に買ってきて、社員同士でその商品やお店の話をします。その後はお客様に説明するためのプレゼン資料を準備して現場をぐるぐると。会社に帰ってきてからは、見積もりやサンプル等の準備をして、帰るというのがオーソドックスな1日ですね。


わー忙しいですね(汗)
夜遅くなったりはしますか?

実は就活の時は定時出社&定時帰社を期待していたんですけども、営業はそうではないこともあります(笑)
これは、どの会社でもそうだと思いますが、営業はお客様が中心の仕事になるので、1日の流れはその日によってバラバラなんですよ。
場合によっては、前日の夜に仕事を終わらせたら営業車に乗って自宅に帰り、次の日は直接お客様のところに向かって仕事をして、直接帰宅したりとか。本当に遠い場合はホテルに泊まって現地で2〜3日働くというパターンもありますよ。

営業ならではの働き方ですね。
ところで、鳥越製粉さんでの「営業」とはどういう内容ですか?「うちの粉、買ってください!」というような感じですか?

そうです。ただ「粉(小麦粉など)の違い」ってなかなか分からないですよね?
なので、いきなりその粉そのものを売るというよりは、例えばレシピを持っていって使い方を伝えることで採用してもらうようなスタイルですね。
あとは、お客様からの要望を聞いて、うちの開発担当にお願いして、レシピとサンプルを作り、実際に試食してもらって「良かったら」という形もあります。でもなんだかんだで、究極はお客様と親しくなるのが仕事なのかなと思います。僕を好きになってもらえれば、営業マンの顔が見えない会社より、副島君のいる鳥越製粉の粉を使おう!と思ってもらえる可能性が高くなりますし。それが僕の仕事じゃないかと思いますね。

親しい距離感になることが大事なんですね。
レシピを持っていくのが面白いなと思ったんですが、それは「これで新商品を作りませんか?」という提案になるのですか?

そうですね。新商品を作る提案にもなるのもありますが、やっぱり小麦粉単品だけだとピンとこないこともあって。お客様がすでに作っている商品があった場合にも、「実はその商品がうちの粉ではこういう風に作れます」と紹介できる場合もあるのでレシピはやっぱり大事ですね。

具体的な営業先はどんなところでしょうか?

わかりやすいところでいうと、パン屋さん、麺屋さん、お菓子屋さんですね。ただ、物の流れで言うと、うちから直接パン屋さんに販売をしているわけではないんですよ。
うちとパン屋さんとの間には「問屋さん」がいます。うちの粉を問屋さんが買って、問屋さんがパン屋さんに運ぶというイメージですね。すべてのお客様のお店に運ぶことまでは自社では難しいので、そこは問屋さんにお願いをします。

問屋さん。なんとなく、イメージはあります。

私たちにとって、問屋さんは基本的にパートナーなんです。
僕の担当しているエリアだけでも10くらいあって、それぞれの問屋さんにお客様がたくさんいるので、「あそこのお客様フォローをお願いできますか?その代わり、ここは行きますね」とか、「1日かけて一緒にお客様のお店を回りませんか」とか、そんな関係性もあります。

なるほど〜。本当に仲間のような関係ですね。
営業のエリアはどんな感じですか?

カバーしているエリアでいうと沖縄から山口までです。だから問屋さんの力は必須ですね。僕は主に北九州と山口を担当していますが、それでも全部のお店は回り切れないので、各地の問屋さんにご協力いただいます。

広いですね!
副島さんは、よく北九州に行くんですか?

そうですね。というか、ほぼ毎日北九州に行きます。楽しいですよ。仕事もきっちりやっていますが、空き時間があったら、「ここのパン屋さんが美味しい」といった情報を調べて、視察感覚で買いに行ってみたりもします。観光のように見えるかもしれませんが、実はこれが「ここ美味しかったですよ!」っていうお客様との話題になるので、決して遊び目的ではないんです(笑)

常にアンテナを張っている感じですね。現場も楽しそうに見えてきました。
入社後、自分自身の性格や心境の変化はありましたか?

営業を通して、「気遣い」ができるようになりました。人をよく見るようになったというか。「この人は何を考えているんだろう、何が好きなんだろう」とか、そのあたりに頭を使うようになりましたね。あと、社会人としては当たり前かもしれないですが、時間を守るようになりました。学生のみなさん、1限目サボったらだめですよ(笑)

はい(笑)

 

「良いところを伸ばせばいい」という雰囲気

お仕事で心がけていることはありますか?


こちらから一方的に商品を紹介するのではなく、お客様が困っていることや疑問があることに対して解決策の提案をしていくことですね。それと、約束を守ること。「○日までに回答します」と言ったら、必ず回答しないといけないし、もしできない場合にも「すみません、回答できそうにないので、何日後に必ず回答します」というような感じです。もうひとつはお客様の好きなことを知ることですね。そういったところを気にかけてやっています。

営業の大事なところが詰まった回答ですね。
働いていて、自分の個性が発揮できているなと思う点はありますか。

あります。会社がのびのびと働かせてくれるのが有難いですね。スケジュールも自分で組みますし、遠方のお客様のところにも行かせてもらえます。結構、自由にさせてくれるので、いろいろと行動したいタイプの僕にとっては、個性が発揮できていると思いますね。
「良いところを伸ばせばいいじゃない」という雰囲気は本当にいいですね。

素敵ですね。家族的な社風という感じですか?

家庭的な社風ですがやる時はやるという感じです。空気は本当にいいですね。
私の営業所では、みんなで飲み会やボウリングもやりますが、いやいやで参加している人はいません。大学時代の友達と話していると、愚痴を聞くこともあるんですけど、そういうのもないですね。

それは素晴らしいです。
先輩や上司のみなさんはどうですか?

ちゃんと教えてくれますね。隣に後輩がいて、前に先輩がいて、上司がいて、という机の並びで仕事をしているんですけど、分からないことがあったら目の前にいるから、すぐ先輩に聞くんですよ。そしたら先輩が「ちょっと待って」ってこっちに来てくれて(笑)

先輩が来るんですか(笑)

本当は僕が行くべきですよね(笑)
一番奥の席には営業所長がいるので、所長にも質問したり、相談したり、一緒に現場に同行してもらったりとサポートしてくれます。怒られることありますけど、怒鳴られたりはしないですね(笑)

怒られるときは、どういった内容で怒られますか?ノルマや売り上げについてですか?

一応、営業マンなんでノルマはあるんですけど、達成できないこともあるじゃないですか。「なんで達成してないんだ!」みたいな理不尽な怒られ方はないですね。「ここの売り上げが下がっているかどうか、確認しておいた方がいい」、「こうすると、もう少し売り上げが伸ばせるはずだ」という具体的な内容のもとで、指摘をもらうような感じです。

そういう怒られ方なら、頑張れそうです!(笑)

 

仕事のやりがいとツラい時

やりがいを感じるのはどんな時ですか?


大麦の商品例

自分の担当をもってすぐの時、お客様に大麦の商品を紹介したんですね。そしたら「面白いね」ってことで、使っていただけることになって。いっときして、お客様から連絡がきて「あれを使った商品が雑誌に載ったよ!」と言われまして。
これは、めちゃくちゃやりがいを感じましたね。うちの会社そのものはあまり表に出ることはないので、うちの商品をお客様がどういうふうに加工して、どういうものを作り上げるのかはすごく大切なことで。提案した内容が形になって、さらに成果が出た時は本当に嬉しいですね。
ただ、初めて行くところはやっぱり不安です。お互い知らない人同士で話をするわけで、どんな人か分からないし、話が詰まったらどうしようとか思うんですよ。でも、それを積み重ねて、仲良くなれたら楽しいんです。話す内容も、ほどよくフランクになって、お客様の商品について「こうしたらどうですか?」「こういうのもありますよ」という感じになってきます。
結果、めちゃくちゃ楽しいです(笑)

性格にあった、天職ですね(笑)
逆に、ツラい時はありますか?

う〜ん、怒られた時ですね。たくさんではないですが、ありますからね。
「約束を守るのが大事」と言ったんですが、約束を遅らせてしまったりすることがあるんですよ・・・。お店にとっては、小麦粉って毎日使うものなので、約束通り届けられないのは大変なことです。
こちらの原因でない場合もあります。例えば、交通渋滞や災害などで予定通りに届けられないとか。それでも、お客様のお店での製造が止まってしまうので、怒られることはあります。申し訳ないですし、自信を失くしたりもしますよね。でも遅れたのは、やはり自分に非があるので。もっと前もって出せばよかった・・・とか考えると、「ツラいな〜」ってなることはあります。

なるほど・・・お店にとっては、材料がないと仕事ができないことになりますもんね。
そんな時はどうやって気持ちを入れ替えていますか?

ベタですけど、社員さんと飲みに行きます。営業部門では、どの営業所にも年の近い方が居て。そういう人たちと飲みに行って仕事の話とか、プライベートの話とかをします。そうすると、良い人たちだから、明日またその人たちに会えるから仕事楽しみだなと思えて、また明日頑張ろうという感じになります。

いい仲間がいるんですね。
営業だと、近い世代の方は「ライバル」になるのかと思いましたが、お互い助け合っていく感じになっているんですね。

そうですね。バチバチはしてないです。
ライバルといえばライバルですが、雰囲気は良いですね!

 

鳥越製粉の人気商品・・・

鳥越製粉で、最も売れている商品は何でしょうか。


フランス印のパッケージ、レトロでかわいい雰囲気

「フランス印」ですね!
日本で最初に作られたフランスパン用の粉で、「鳥越製粉」と言えば「フランスパンの粉」というイメージも強い商品です。あとは、最近であれば「低糖質のパン」や「大麦のパン」を作るための粉も人気です。健康志向の商品の人気が上がってきています。

日本初のフランスパン用の粉って、すごいですよね。
副島さんから見て、鳥越製粉の商品の特徴ってどんなところですか?

「手がけるのが早い」ところですかね。フランスパンの粉は日本初ですし、低糖質も早く始めた方ですし、まだ市場に広まっていないものも売っていく感じで、頻繁に新製品も出るんですよ。営業を始めて、1年ちょっとですが、いろいろと提案する商品も増えています。

どんどんチャレンジをされているんですね。

ですね。あと、ものには売れやすい時期と売れにくい時期があるんですよ。例えば、フランスパンは11月からクリスマスにかけてはよく売れます。あと、夏場になると急激に焼きそば用の粉が売れたりとか。

フランスパンがクリスマスで家庭に並んだり、夏は海の家とかバーベキューで焼きそばが食べられたりとかそういうことですか?

そうです!売れる時期が過ぎた月は、その商品がなかなか売れないこともあります。だから、いろんな商品を出していく必要があるんですね。

納得です!
先ほど少しお話しに出た「低糖質のパン」の話ですが、ローソンさんで販売されているブランパンは、鳥越製粉さんの粉を使われていると聞いて、驚きました。日本中にあるコンビニと地元のパン屋さんがお客様というのは、なんか不思議な感じですよね。


ローソンで販売されているブランパンシリーズ、裏面には、鳥越製粉の表記が!

なるほど。ブランパンができた背景としては、糖尿病予備軍を減らそうといった話があるんですが、ローソンさんのような商品展開の幅広さや規模があったからこそ作れる商品かもしれません。
健康志向の商品は、なかなか地元のパン屋さんでは難しいらしくて。「パン屋には美味しさを重視したパンを買いにくるから」って言われたことがあります。パン屋とコンビニでは、お客様が求めるものが違うという感じです。だから、ブランパンはローソンさんだからこそ売れるんです。

面白い視点ですね。
ちなみにブランパンを買ってくれるのはどんな方なのですか?

ブランパンはすごくて、かなりリピート率が高いんです。50%近くの方がリピーターらしいんですよ。健康を意識した方が、毎日決まったお客様が買いにこられると聞いています。
1回食べただけでは、健康効果は得られないので、毎日食べる方が購入されます。店頭に置いてある数は多くはないですが、確実に売り切れるんですって。

なにげないところに、すごい戦略があるんですね。

 

ホームページの内容が専門的すぎる?

副島さんはパンを食べて「これはあの粉だな」って、わかりますか?

いや〜僕のレベルじゃ、わからないです。ただ、上司はわかります!(笑)
食べて「うちの粉であれば、これが近いな」という感じの話をされます。以前、うちの粉と他社の粉でフランスパンを作って、名前を伏せたまま食べ比べをしたんですが、上司は分かっていましたもんね。あれは、本当にすごいと思いました。

すごい。とにかくたくさん食べたらわかるものなんですかね・・・?

数もですし、粉のことを考えながら意識して食べることですかね。
麺も同じように、分かる方は分かりますね。

小麦ソムリエみたいな職業があったら、面白いですね。

そうですね。ワインとか日本酒にはありますもんね。
違いを説明するのは、なかなか難しいんですよ。

それで思い出したんですが、会社ホームページに掲載されているパンのレシピのページ、本当に専門的な内容でびっくりしました。


↑画像をクリックすると、ウワサのページにジャンプします

あ〜そうですね。あれは完全にプロの方向けに作っているものなので、一般の方が見てもよくわからないと思います。うちの会社は、この業界では割と知っていただいているので、見られる方は業界の方になりますね。

業界の方は、それを見てわかるというのも、驚きですが(笑)

それもそうですよね(笑)

 

大学時代にやってみてほしいこと

副島さんは、どんな将来をイメージしていますか?

会社でのキャリアのイメージですか?
もうしばらく、営業の仕事をしたいなって思っています。ただせっかくメーカーの会社なので、小麦粉を作ったり、加工するレシピを作ったり、商品を開発したり、そういった部署にも行ってみたいっていう気持ちはあります。この仕事に就いたからには、もっと粉のことに詳しくなりたいので、営業だけではなく、いろんな経験を積んでみたいです。そのうえで、またもう一度営業に帰ってきたいというのが、将来のイメージです。

素敵な回答です。実際のところ、異動の希望は出すことはできるんですか?

できますよ。自分の希望については年に一回役員の方と面談もありますし、ジョブローテーション制度というものがありますので、いろんな部署を回って経験を積んだり、知識を身につけたりできます。もしかしたら、「営業よりも開発に向いているかも」ってこともあるかもしれないので、そういう機会をうまく使ってしていきたいと思いますね。

万が一、相性が良くないと思った時も安心ですね。
ちなみに、副島さんが福岡で働こうと思った理由ってなんですか?

う〜ん。産まれてこのかた福岡で23年間生きてきたからでもあるんですけど、福岡で不便を感じたことがないんですよね。買い物をする場所はすぐ近くにあるし。あ、あと「ご飯おいしいよね」って外の方から言われます。特に関東から来た人に魚を食べさせると「なんでこんなに美味しいんだ」と。当たり前と思っていましたが、暮らしやすいところが福岡の良いところだと思います。

やっぱり、ご飯は魅力なんですね。
最後の質問ですが、この仕事に就くためには、大学でどんなことを勉強しておくと良いでしょうか?


製粉メーカーは食品業界なので、大学で勉強するのはなかなか難しいかもしれません。なので、まずは食べ物に関心を持ってもらいたいですね。ちなみに私は、大学時代に友達と福岡県内のラーメンランキングを調べて、食べ歩きをしていました。その友達も、いま同じ会社に入り広島で働いています(笑)

おぉ〜食べ歩きの経験が生きるとは!

勉強ももちろん役に立つと思うんですけど、営業職で言えば、私は「営業に行ってどんなことを話せるか」というネタが大事かなと。勉強をやるのも良いですが、何か一つ違うこともやってみる。例えばボランティア活動とか、留学とか、大学の時にしかできない経験をやっていた方が、社会人になった時にもその経験が営業の場面に活きることはあると思います。
私自身、大学時代で失敗したなと思ったことは、家で1日中ゴロゴロしている何もしない時間を過ごしていたことですね。やっぱり大学時代には、非日常的な経験もたくさんした方がいいと思います。「大学生にしかできないことってなんだろう」って考えて、充実した大学生活を送っていただいて、就職活動に望んでいただければなと思います。

貴重なアドバイス、ありがとうございます。
私も無駄な時間を作らないことを意識して過ごします。とはいえ、何をしていいかはすぐには浮かばないですね(笑)

なにか、興味のあることはありますか?

興味のあること・・・あ、美術は興味があります。

それであれば、美術館を見てまわるだけでも勉強になりますよ。そして話題を持っておくことが大切じゃないかなと思います。例えば、面接の時にでもその美術の話をしたら、それで面接官の頭に残るわけですよ。書類を見返した時に「この人は美術がすごい好きな人だったな、あの人の話は面白かった」と思ってもらえたら、また次の面接に来て欲しいなと思ってもらえる可能性があがりますよね。興味があることを突き詰めたり、自分にしかないものを増やしていけば、どんどん魅力的な人になれるんじゃないかなと思います。

なんだか勇気がでてきました。
今日はありがとうございました!

 

 

【企業情報】
鳥越製粉株式会社
〒812-0014 福岡市博多区比恵町5-1